目次
はじめに
今回ご紹介するものは勉強のお供です。
勉強方法だけでなく、勉強のお供を味方につけるだけでも勉強の効率性や生産性を向上させることができます。
本記事では、研究結果や含まれている栄養素の効果を挙げ、具体的な内容でご紹介します。
また、ジャンルをお菓子、食べ物、飲み物、コンビニ、音楽、と分けてお伝えしていきますので、必要そうなジャンルを選んでお読みいただければと思います。
勉強のお供の必要性

脳が1日で消費するカロリーは約350〜450カロリーと言われており、この数字は呼吸や消化などの基本的な活動のみの値です。
勉強などで脳を使うと、より多くのカロリーを消費します。
また、勉強はストレスがたまりやすいです。
厚生労働省が小学生〜高校生に調査をして以下の内容を報告しています。
「不安や悩みがある」と答えた者の不安や悩みの内容をみると、「自分の勉強や進路について」が77.7%(前回63.2%)と最も多い
引用元:厚生労働省「平成26年度全国家庭児童調査結果の概要」
勉強はストレスを多くかけるので、その対策も必要になってきます。
上記のことからわかるように、勉強をサポートするためのお供を用意して、消費カロリーの補給と、ストレスを軽減するための方法をご紹介します。
おススメのお供:お菓子編
ブラックチョコレート(カカオ70%以上)

チョコレートを摂取することによって、視覚的なワーキングメモリーが改善することが報告されています*1。
また、カカオポリフェノールを多く含むチョコレートは認知機能の改善する可能性があると報告されており*2、記憶力をサポートする食材と言われています。
さらにチョコレートにはストレスを軽減する効果もあるので、勉強のお供にはうってつけです。
注意点としては、食べ過ぎです。
なので、甘過ぎず、食べ過ぎない、カカオ70%以上が入っているチョコレートをおススメします。
ガム

ガム咀嚼時には『集中』が約38%程度上昇することが示された
引用元:CiNii ガム咀嚼による集中への効果について (ニューロコンピューティング)
上記の、調査結果からもガムは集中力を高める食べ物です。
噛むという動作が集中力を高め、ストレスを軽減させると言われています。
これらの理由もあって、プロ野球選手やNBA選手もガムを噛んでいる様子をテレビでよく見るかと思います。
余談ですが、私は勉強中にガムを噛み過ぎて、差歯が抜けたことがあるので、今は食べないようにしています。何事の食べ過ぎはよくないですね。。。
ラムネ
体の中で脳が1番カロリーを消費します。そのカロリーは糖です。
なので勉強中や勉強後は、消費した糖を補給することで集中力を維持することができます。
その糖を補給するには、ラムネが安価で手に入りやすく持ち運びにも便利です。
私のおススメは森永ラムネです。
森永ラムネはブドウ糖が約90%で作られており、コンビニでも安価で手に入りやすいです。
またサイズ感もカバンに入れて邪魔にならないので、持ち運びにも便利です。
グミ

グミの利点は、糖を手軽に補給でき、手が汚れず、値段も安価なところです。
手が汚れないことは、勉強中や仕事中でも安心して食べられます。
グミの中でも弾力が固めのハードグミがおススメです。それはガムの効果と一緒で、噛むことによって集中力の向上や、ストレスの軽減にもつながるからです。
研究者で有名な落合陽一氏もグミ好きとして有名です。
おススメのお供:食べ物編
ナッツ(無塩)

甘いお菓子は糖質がたくさん入っており、食べすぎると一時的に幸福感が訪れますが、そのあとは頭がボーッとして集中力が途切れます。
しかし、ナッツは炭水化物が少ないので、急激な血糖値の上昇を防ぐことができ、食べやすく、小腹をすぐ満たせるという意味で、勉強のお供としてとても優秀です。
ナッツもついつい食べ過ぎてしますので、無塩のものにするか、小分けのパックを買うのをおススメします。
大豆
大豆は通称「ブレインフード」と言われるほど、勉強と相性の良い食材です。
大豆のレシチンという栄養素が、記憶力や集中力を高める効果があります。
朝の勉強のお供に、納豆や豆腐、味噌汁などの大豆食品は相性が良いですね。
スルメ
ガムと同様に、良く噛んで食べるスルメは勉強のお供にぴったりです。
また、ガムと比べて硬さもあるので、強く噛む必要が出てきますので、眠気覚ましにも効果があります。
ついつい食べ過ぎてしまっても糖質はほとんどないので、気にする必要もありません。
スーパーやコンビニでもおつまみコーナーに置いてあるので、どこでも安く手に入ります。
気になる点としては、少し匂いが気になるので、1人で勉強している時に食べたほうが良いですね。
青魚

サバやイワシなどの青魚にはオメガ3系脂肪酸が含まれており、その栄養素が記憶力を向上させてくれます。
勉強疲れでクタクタな時、ご飯のおかずに迷ったら青魚をメインにした料理にしましょう。
おススメのお供:飲み物編
ブラックコーヒー

コーヒーに含まれるカフェイン効果で集中力を上げましょう。また眠気も防止します。
おススメの飲み方は、昼寝(約15分)の直前にコーヒー飲むと、目覚めが楽になります。カフェインの効果が摂取から約15分〜20分後なので、起きるタイミングと重なり、ちょうどよく目覚めるとができます。
コーヒーはブラックがおススメです。
微糖タイプの缶コーヒーは糖質が多く含まれており、糖質の急激な摂取につながり、集中力が途切れてしまう恐れがあります。
炭酸水
刺激感がありますので、勉強が疲れている中でリフレッシュ感を得られます。また、炭酸ガスにより満腹感も得られるで、お菓子の食べ過ぎも予防できます。
紅茶

コーヒーが苦手な方は、紅茶を飲むことでカフェインを摂取することができ、集中力や眠気覚ましにもなります。
また、紅茶にはリラックス効果もあり、休憩時間に飲むとホッと一息を入れられます。
勉強が少し疲れた時、長めに休憩と一緒に紅茶を飲むと良いですね。
おススメのお供:コンビニ編

コンビニ編です。書きながら気付いたのですが、上記で挙げたお供は、全てコンビニで買えます。。。
しかし、他にもたくさんのお供がありますので、紹介します。
サバの缶詰
青魚はオメガ3系脂肪酸が含まれており、記憶力を向上させる効果があります。
その青魚をお手軽に、安く、食べられるサバの缶詰は、時間がない時の大きな見方です。
私もコンビニでお昼を買うときは、サバの缶詰を買ってそのまま食べます。
すでに味が付いているので、サバをおかずにして、おにぎりと一緒に食べると良いですよ。
メンタルバランスチョコレート GABA ビター
このチョコレートに含まれているγ-アミノ酪酸が、事務的な作業による一時的・心理的なストレスを軽減する効果が報告されているようです。
しかし、本製品を食べて効果を実感した人もいれば、実感できない人もいるようなのです。
やはり食べ過ぎないように、甘さ控えめのビターをおススメします。
アンコ

あんこは他のお菓子の中では低カロリーで、ブドウ糖を多く含む商品です。
なので勉強のお供にもピッタリな食品です。
おススメのコンビニあんこ製品はようかんです。小さく、長方形サイズようかんは、よくレジ脇に置かれています。
おススメのお供:音楽編
クラシック
お供の音楽には歌詞なしがおススメです。
歌詞があると作業効率が下がることが以下の研究から報告されています。
歌詞を含む音楽では,「音楽のみ」を聴いた場合や「無音」と比較して誤答率が増加することが認められた。
引用元:J-STAGE|音楽に含まれる言語情報が文章課題に与える影響に関する検討
歌詞なしの音楽の中でもクラシックがさらに効果的です。
クラシックは「1/fゆらぎ」という音の性質を持っており、勉強中に最も精神の安定が得られる状態にさせてくれます。
波の音
「1/fゆらぎ」は自然界の音に多く含まれます。
波の音や、雨の音、小鳥のさえずりなどを聞くとリラックスできたり、集中力が高まる報告もあります。
上に挙げたYouTubeも波の音をベースにしているので、良い勉強のお供です。
以下の記事にも「勉強がはかどる音楽」として書いていますので参考にしてみてください。

まとめ
ご紹介するお供が多くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事のおススメお供を以下に記載します。
- お菓子はカカオ入りのチョコ(食べ過ぎ注意)
- 食べ物はナッツやスルメ
- 飲み物はやっぱりコーヒー
- コンビニで買える物はサバ缶やアンコ
- 音楽はクラシックと自然音(波音や雨音)
いかがでしたでしょうか?
この中で自分にあったお供を見つけられれば勉強の生産性は上がるはずです。
勉強の方法だけでなく、周囲の環境(今回挙げたお供など)の変化でも、効率性や生産性は変わるので、本記事が参考になれば幸いです。
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