目次
はじめに
本記事では、朝の勉強がもたらす効果や、朝に勉強習慣を身につけるコツを記載しています。
私は小学生から早起きで、部活動の朝練は毎日1番乗りでした。現在でも5時に起き、6時30分〜7時30分の1時間は、毎日勉強しています。
そんな私が感じた、朝の勉強の様々なメリットをご紹介します。
- 勉強の時間を、朝と夜で悩んでいる方
- 早起きして勉強に取り組みたい方
- 朝の勉強をもっと効率的にしたい方
上記に当てはまる方は、本記事の内容が参考になると思います。
勉強は夜よりも朝の方が効率的

脳科学者の茂木健一郎氏は、朝の時間を以下のように話しています。
朝目覚めてからの約3時間は、脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」
引用元:茂木健一郎「脳科学者が勧める「朝時間」の使い方」
朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になる
朝の勉強は集中力が高まることや、周囲の環境も穏やかなことからも、個人の生産性を上げやすい時間帯だと言われています。
毎朝5時に起きる私の経験上でも、夜よりも朝の方が新しいアイディアがひらめいたり、勉強の集中力は高まりやすいです。
勉強は朝(朝方)よりも早朝がおススメ
早朝
引用元:時に関する用語(気象庁)
一般の人が活動を始める前。季節、地域にもよるが「夜明け」からおよそ1~2時間
早朝がおススメな理由は大きく2つあります。環境が静かな事と、時間が有効活用できることです。
早朝は朝に比べ、起きている人が少ないので、車の音などの生活音がほとんど無く、勉強により集中できます。
また早朝から連絡をする人はほとんどいないので、着信音やLINEの通知音で勉強の集中が途切れることもありません。

時間の面では、他の人よりも早く通学(通勤)できます。
そうすることで満員電車を避けられます。満員電車は私達が想像している以上に疲労感を伴いますので、それを避けられるだけでも早朝に活動するメリットになります。
家で勉強が難しい方は、他の人よりも早く通学(通勤)して、学校や職場の近くのカフェなどで勉強することをすすめます。
他の人よりも早く起きて、忙しい朝の時間にゆとりを持つことは、心のゆとりにもつながります。
朝(早朝)の勉強習慣を身につけるコツ
毎日の勉強場所は家 or カフェ
勉強場所は静かな環境と、毎日の行動範囲に近い場所が良いです。
集中するためには、ある程度静か場所が望ましいですが、「行くのに1時間もかかる図書館で勉強する」など、毎日の行動範囲から外れると、勉強を習慣的に行えなくなります。
これらのことから、勉強場所は家か通学(通勤)先の近くにあるカフェが良いと思います。
家は移動する必要もほとんどないので、勉強を毎日の行動範囲内で行えます。

カフェは朝早くから空いているところも多く、穏やかに過ごす空間ですので、勉強もはかどります。
個人的におすすめなカフェは、街角にある小さな喫茶店がおすすめです。スターバックスやタリーズ等のチェーン店は人の流れも多く、席が埋まっていることもあります。
勉強に集中したいのであれば、少しコーヒーの値段は高くても、喫茶店に行く価値はあると思います。
逆におすすめできないところは、ハンバーガー屋等のジャンクフードを取り扱っているお店です。人の流れも多く、店内中に油の匂いがするので集中力が途切れてしまいます。
早起き
忙しい朝に勉強するには、早起きは必須です。
早起きが苦手な方は、1日1分ずつでも良いので、少しずつ早起きする習慣をつけていきましょう。
1度に生活リズムを大きく変えてしまうと、体や心の反動も大きくなり、継続できません。
また、早起きするためには、早く寝る習慣もつけましょう。必要な睡眠時間を確保できないと勉強も集中でなくなります。
勉強に効果的な朝食
朝は手軽に必要な栄養素をとれるものが良いです。それは、朝食の準備時間を減らすことと、考える作業を増やさないためです。
集中力の高い時間を、効率良く勉強にあてるために朝はなるべく、手軽に済ましましょう。

おすすめはコーヒーです。
コーヒーはカフェインの効果で、目覚めをスッキリさせ集中力を高めます。
次に手軽に栄養素がとれるバナナやグラノーラ、そしてヨーグルトなどが挙げられます。
スケジュールをたてる
スケジュールは「◯時に◯◯をする」などの時間割のようなものです。
起床→歯ブラシ→朝食→勉強→身支度 など、まずは行動から書き出します。家を出る時間から逆算して行動に対して時間を決めておくことで、考えることが減り、勉強にも集中しやすくなります。
勉強する内容を決める(計画する)
スケジュールとは違い、勉強する内容を決めておく事も、朝に勉強するコツです。
いざ、机を目の前にした時にスムーズに勉強にとりかかれます。
リズムが良くなると勉強に対するストレスも軽減されます。
反対に内容を決めていないと、そこから悩んでしまい、勉強どころではなくなります。
朝に勉強した方が良い科目(教科)は英語

朝は英語の勉強をおすすめします。
それはプライミング効果を利用し、英語を日常生活の中で意識(勉強)することができるからです。
プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果のことを指す。
引用元:脳科学辞典
ちょっと難しいので具体例で言うと
テレビでお菓子のCMを見たとします。コンビニに行くと、そのお菓子が自然に目にとまり、手を伸ばしていること
特に英語は日常生活の全てに当てはまります。
1日のスタートからプライミング効果を引き出し、日常生活の中で英語を自然と意識(勉強)するようになります。
もちろん、朝に他科目も効率良く勉強できますが、上記のことから、朝に勉強する科目は英語を中心にした方が良いと思います。
小学生(子供)も朝に勉強した方が良い?

集中力がある
学校終わりは、子供だって疲れています。そんな中、勉強しても集中できず、効率的ではありません。
なので、子供も朝の方が集中して勉強に取り組みやすくなると思います。
早寝早起きが身につく
朝の勉強時間を確保するためには、早寝早起きが必要です。
まずは、生活リズムを親子で一緒に調整して、早寝早起きを定着することから取り組みましょう。
早寝早起きの定着後、その次のステップで勉強習慣をつけることが大切です。
勉強習慣を身につけやすい
朝は、起床→歯ブラシ→朝食→身支度といった1連の流れを無意識に行います。
その1連の流れに勉強を取り入れることが、勉強習慣をつけるポイントです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事のまとめを以下に記載します
- 夜よりも朝(特に早朝)が勉強の生産性が上がる
- 朝に勉強する5つのコツは、場所選び、早起き、朝食の工夫、スケジュール立て、内容決め
- 朝に勉強する科目は英語がおすすめ
世界的大企業のAppleのCEOであるティム・クック氏やウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOであるロバート・アイガー氏なども早起きであり、朝の時間を勉強などに使っています。
朝の勉強習慣を身につけて、充実した毎日を送りましょう。
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